F1 ヨーロッパGP

最悪。レギュレーションが間違っている、なんて発言はしても仕方ないのだけれど。

今回のコースは、フロントタイヤに厳しくて、走っている間に、タイヤからでてきたブリストル(というのか?)が、フロントウイングをぶった切ったマシンがいたり。一番かわいそうだったのは、残り1周までトップを走っていたライコネン

途中は良く見ていなかったのだけれど、彼はどこかできついブレーキングをしたらしく、右前タイヤにフラットな部分ができてしまった。タイヤの交換は基本できないので、そのまま走り続けるのだけど、フラットのせいで、マシンはひどい振動ぶり。無理をして逃げることはできないので、2位のアロンソがだんだん追いついてしまう。残り1周を耐え切れるか?というところで、タイヤの振動に耐え切れなくなったサスペンションが突然ボキッと、折れました。その結果、マシンはタイヤを振り回し、スピンしながらコース外のクッションに激突。優勝をあともう少しで逃してしまいました。なんて不憫な。

TVの解説者は、「今年のレギュレーションならではのアクシデントですよね」とか、「同じぐらいのタイヤ劣化を起こしているのに、最後まで走りきってしまうルノーはやはりさすがですよね」という解説。どうもなぁ、仕方ないちゃ仕方ないですが。規則が悪いから、参加しない!なんて、「あ、そう」って言われるのが関の山。