史上最低のアメリカGP

番組を見ながら書いています。

日曜日の朝(間違えた)金曜の午後のフリー走行で、ミシュランタイヤを履いたラルフくんが、大クラッシュ。レースに出られないほどの怪我だったそうです。その原因が、ミシュランタイヤの構造上の問題だと。平地コースと、オーバルのつながりが、タイヤに厳しすぎるという話らしい。で、このままレースをするかどうかの協議が決勝直前まで行われたが、良い対策がFIAから聞かれなかった。構造上の問題を抱えているのを分かっているのに、ドライバーの安全を考えずに、レースを始めてしまうのか…。答えは出ないまま、レース開始時間を向かえ、全22台がフォーメーションラップを開始。この時点でレースは成立。しかし、ポールシッターであるトヨタのトゥルーリを含めた、ミシュランタイヤを履いた全マシンが、フォーメーションラップから帰って来るなりピットイン、グリッド上にはブリジストンタイヤの6台のみに。そのままレッドランプ点灯、ブラックアウト。フェラーリ2台は先頭を走り、ジョーダン2台とミナルディ2台は順位を争う。観客は当然激怒。ブーイングが起こり、ペットボトルがコースに投げ入れられる始末。ミナルディは、ブラックフラッグにするのが当然だろう、と主張。だんだんスタンドからは観客が消えてしまっています。まだ14周なのに。

さて、こんな馬鹿馬鹿しいGPは録画にまわしておいて寝るか。

いろいろな経緯は、http://www.f1racing.net/ja/が詳しいです。