日本Androidの会主催のカンファレンスに行ってきました。
1年に2回(春・秋)開催しているようです。
Android Bazaar and Conference 2010 SPRING
今回の会場は、東大駒場13号館!
13号館って言ったら松原統計ですよ。寝るよ寝ちゃうよ。
Desire, iPad, iPhone を揃えてがっつりメモ取り体勢です。
午前中は基調講演。
GoogleからChris Pruettさんがやってきて、Froyoの新機能について紹介していました。
このバージョンからアプリをSDカードに保存できるのですが、SDカードに保存されているアプリはDRMとも違う暗号化をされており、SDカードを他の機種に付け替えてアプリが移しても使えないようになっているとのこと。
また、Androidはスクリーンショットを取ることがあまり出来ないのですが、将来自由に取れるようになるか?という質問があったのですが、セキュリティの観点から、自分以外が作成したアプリはスクリーンショットが取れないようにしていると答えていました。
次のバージョン(Gingerbread)に載せる予定の機能は?という質問に対してはノーコメント。
午後1で頓智・のセッション。
セカイカメラはAndroidでは北米マーケットでのみ公開中。
すでに100万DL突破しており、ランキングでもTOP5に入ってる盛況ぶり。(注:コメントで指摘いただきましたが、androlib上で示す数字とは異なっている様子)
メタタグを貼り付ける際に、OpenGLを使う部分について高速化を狙ってNDK(Native Development Kit)を使っている話や、GPUに割り当てられているメモリ領域が少ないために相当苦労して作っている話を聞きました。
その後、この日一番楽しみにしていた、twicca/simejiセッション。
Androidの twitter クライアントである twicca は、非常に使い勝手がよく私も重宝しています。今日はこのtwiccaのUI面についての話。なんとユーザは国内4割海外6割だそう。また、作った理由の1つにJavaを覚えたかったからというのがあり、とてもびっくり。
リロードボタンをロングタップするとキャッシュクリアしてリロードになるらしく、会場でも若干ざわつきました。このようにタップ以外のダブルタップやロングタップは気づかれにくかったり、操作に時間がかかったりするので、コストを考えてUIに取り込むという話をしてました。背景が黒いのはカラーラベルが見やすいようにしているらしいです。プレゼンの絵がとてもかわいかった。
また Android用IMEの simeji のセッションは、twitterで緩募した質問に対して答える形。
simeji 4 からスキンに対応しているのを知りませんでした。さっそく黒いメッシュに変更。
simeji 4 のシールをいただきました。ありがとうございます。
b-mobile SIMにお世話になってることもあり、日本通信のセッションも参加。
企業のセッションということでプレスがいくつか入ってたのが印象的。
音声付きのSIMも出す計画があるとのこと。これは楽しみ。
その他。
以上が私の参加したセッション概要ですが、ハッシュタグ #abc2010s を追っていたら、SHARPの人がAndroid機でFeliCa対応を予定していると言っていたり、AndroidからBluetoothでミニ四駆を操作して教室中を走らせていたり、他にもたくさん面白い発表がされていたようでした。
メガネケースAndroidも触れました。
まとめ
なによりも、普段iPhoneばかりの環境に居て、Androidなんて超どマイナーな自覚があるんですけど、このカンファレンスではHT-03Aはたくさん居るわ、HTCの起動音をたくさん聞くわで、ああこんなにAndroidユーザがいるんだなと感動したのが今回の一番の収穫でした。
これを糧に何かAndroidアプリ作ってみるかな?
- 作者: 今村謙之,遠藤正仁,浜本階生,uupaa,増井俊之,大沢和宏,伊藤直也,村瀬大輔,塙与志夫,中島拓,中島聡,角田直行,cho45,はまちや2,新里祐教,塚田翔也,ミック,関治之,れさく,加藤幹生
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